糖尿病だと水虫が悪化しやすいって聞いたんですが本当ですか?

糖尿病患者は、健常人と比べて①感染症を起こしやすい、②末梢神経障害によって足の痛み・痒みに鈍く、水虫の悪化や発症に気付きにくい、③血行障害によって水虫や傷の治りが悪い、などのため水虫にになるリスクが2倍以上高いと言われています。水虫の悪化や不適切な処置が足潰瘍・切断のリスクにつながることから、日本糖尿病学会と日本皮膚科学会のガイドラインでそれぞれ、軽症のうちから適切な治療を始めるよう注意喚起しています。水虫は直接生命に関わるような病気でなく、自覚症状にも乏しいため、治療せずに放置されることが多い感染症です。水虫が「治りにくい」と思われているのは、「痒みが治まったので、薬を塗るのを止めた」等自己判断で中途半端で間違った薬の使い方をしていることも原因のひとつです。水虫の症状に似ていても他の疾患の場合がありますので、自己判断したり市販薬(OTC)で自己治療するのではなく、皮膚科を受診し、医師・薬剤師指導のもとで水虫治療を行うようにしましょう。