エナジードリンクを多飲したらカフェイン中毒になるって聞いたのですが、どのくらいなら大丈夫ですか?

エナジードリンクだけでなく眠気覚ましなどをうたってカフェインを添加した清涼飲料水が多数販売されています。カフェインには神経を興奮させる作用があるので、過剰に摂取するとめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠、下痢・嘔吐等が起こる恐れがありますので、過剰摂取には注意してください。日本には規定がありませんが、米国では1日当たり400㎎、欧州では健康な成人400㎎、妊婦・授乳婦200~300㎎、子供については、長期的・習慣的なカフェイン摂取に関する研究が少なく不確実性が残るものの、3 ㎎/kg/日であれば悪影響が見られないと推測される、とされていますので参考にしてください。

飲み物中のカフェイン濃度は以下の表を目安にしてください。ラベルに成分が表示してありますが、その多くは、100 mL(g)当たりの濃度で書かれているので気をつけてください。

【飲料100mL当たりに含まれるカフェイン量の目安】

カフェイン濃度 備考
エナジードリンク 30㎎~50㎎ モンスターエナジー(40㎎)         レッドブル(32㎎)              リポビタンD(50㎎)
眠気覚まし用飲料 100~300㎎ 強強打破(300㎎)、メガシャキ(100㎎)
コーヒー(浸出液) 60㎎ コーヒー粉末10 g、熱湯150 mL
インスタントコーヒー(粉末) 80㎎(2g使用)
せん茶(浸出液) 20㎎ 茶葉10g、90℃430mL 1分
玄米茶(浸出液) 10㎎ 茶葉15g、90℃650mL 0.5分
ウーロン茶(浸出液) 20㎎ 茶葉15g、90℃650mL 0.5分
紅茶(浸出液) 30㎎ 茶葉5g、90℃360mL 1.5~4分
コーラ(100mLあたり) 10~13㎎ カフェインの科学(学会出版センター)から

     カフェインを多く添加した清涼飲料水は、市販4製品の成分表示等(2017年5月29日、一般社団法人全国清涼飲料工業会調べ)
    コーヒー、インスタントコーヒー、紅茶、せん茶等は、文部科学省「日本食品標準成分表2015」より引用

かぜ薬などにはカフェインが含まれていますので、一緒に服用(併用)することは避ける必要があります。エナジードリンク等カフェインを多く含む飲料をよく飲まれる方は、新しくお薬を飲む前に是非一度薬剤師に相談してください。

作成日:2020年7月14日